仮交際でデートを数回重ね、交際期間が長く続く相手とは相性が良い可能性があります。
しかし、それはあくまで可能性の話です。
実際にそれを確かめない事には、相手と相性が良いなんて分かりません。
確かめる手段として、もっとも最適なのは
〔真剣交際前に必ず遠出の野外デートをする事〕
です。
これをするだけで相手と自分の相性が良く分かります。
今回は真剣交際の1歩前まで順調に進んでる仮交際中の人に、この内容の大切さを筆者の経験と共に解説します。
相性が良いってどういう事?
そもそも相性とはなんなのでしょうか?
デートの話をする前に、まずは相性についてお話します。
前提として、結婚した夫婦はずっと生活を共にしていきます。
恋人とは違い、限られた間の逢瀬ではなく、四六時中ずっと一緒に生活して生きていきます。
そのため、そのパートナーの前では着飾った自分ではなく、等身大のありのままの自分でいなければ、生活は息苦しくてできませんよね。相手も同じです。
つまり、〔ありのままの自分をお互いに見せ合っても尚、居心地が良いと感じるから、一緒にずっと生活できる〕という事になります。
私はこれを〔相性が良い〕と捉えています。
だからこそ、夫婦になれるのだろうと考えています。
真剣交際は仮交際の人の中から1人に絞るので、〔真剣交際=夫婦になる予定〕になります。
これから真剣交際へ入ろうと考えている人は、相手と相性が良いかを仮交際時点で確認しなければいけません。
遠出の野外デートの重要性
夫婦になるための相性とは〔ありのままの自分をお互いに見せ合っても尚、居心地が良いと感じるから、一緒にずっと生活できる〕事です。
つまり相性を確認するためには、お互いのありのままの素の表情が出やすい状況で、かつ長時間一緒にいなければいけないデートになります。
それにうってつけなのが、遠出の野外デートになります。
そのポイントは大きく2つあります。
・野外では、外の天候に左右されたり、様々な想定外な事が起こりやすく、心の余裕がなくなった時にお互いの素が出やすくなるから。
・遠出では、移動時間を含めて相手とずっと一緒にいるので、長時間過ごした時の居心地がどうなのか確認できるから。
遠出の野外デートをする事で、相手の素がよく見えるし、相手とずっと一緒にいた時の自分の居心地も分かります。
お互いにそれが理解できるデートになるので、重要なのです。
逆に、食事デートでは、どんなに長くても1~2時間しか一緒にいれません。
室内デート(映画やショッピング、水族館)では、快適な室内にいて、想定外な事は起こりにくく、心に余裕ができるため、お互いの素の表情はそこまで出ません。
ただ、楽しむためなら良いですが、相手との相性を確認するなら、これらのデートでは難しいかなと感じます。
鍾乳洞デートをした感想
私は夫さんと3回目の仮交際デートをした時、とある鍾乳洞を探検する野外デートをしました。
そこは日本でもかなり大きくて有名な鍾乳洞です。
このデートプランを考えて提案したのは私です。
なぜ鍾乳洞を選んだのか・・・その理由は2つです。
・その鍾乳洞に行くまでがかなりの遠出になるから。
・その鍾乳洞を探検するにはよく歩くし、地面が滑りやすく、体力を使うから。
この2つから、
長時間一緒にいれるから、相手との居心地も分かる!
鍾乳洞の中は過酷そうだから、お互いに心に余裕が消えて、素が出せる!
と判断しました。
(↑過酷なデートを嬉々として提案する私)
夫さんはその誘いに快くOKをしてくれて、彼の車に乗せてもらって、鍾乳洞へ行きました。
車の運転席に夫、助手席に私が座り、数時間車を走らせましたが、その間はずっと何かしらお互いに喋っていました。
私は家族以外の人とはそこまで会話を楽しめないタイプですが、夫さんとは不思議と会話が楽しく感じました。
まるで家族と話してるみたいな居心地の良さだな~。
話しながら、そう思っていました。
そして、いよいよ目的地の鍾乳洞に着きました。
車から出て、さあ行くぞ!と歩み出したその時・・・
とんでもない大雨に見舞われました。
土砂降りの大雨で、鍾乳洞の入り口に着くまでに足元はびしょ濡れになりました。
入り口付近に立っていた、受付の係員さんは
大雨で、鍾乳洞の中はいつも以上に大変滑りやすくなっています。お気をつけて!
こんな状況、普通なら「最悪だ・・・。」なんて思うでしょう。
しかし、私は
そう!これこれ!こういう想定外な事を期待してたんだよ!より過酷になる!
と内心、とてもウキウキしていました。
夫さんも同じように靴はびしょ濡れです。その表情は機嫌が悪くなる・・・などではなく、ニコニコとしていました。
ははっめっちゃ濡れちゃいましたね~!靴が沈没してます俺!
こういう時でも、この人は笑うんだな~。良いなあ。
その後、洞窟に入りました。
途中で道が2つのコースに分かれていて、緩やかな平坦道コースと急勾配な坂道コースがありました。他のお客さん達は平坦道コースを選択していました。
どっちにします?
ここは坂道に行きましょう!楽しそう!
今まで見たことがない、少年のような表情でそう話す夫さんに、私は頷きました。
とは言え、やっぱり坂道コースはきつかったです。
上り下りで何度も滑りそうになり、その時の私には心に余裕がなく必死だったので、素の表情がよく出てました。
ゔぉっ・・・(野太い声)あぶなっ・・・!
ゔぉっ・・・って(笑)
なんだよ!笑うなよっ!こっちは必死なんだよ!
ごめんね。よし、ここは探検隊の隊長である俺の手に掴まれ!
探検隊って(笑)
じゃあそうさせてもらいます。頼りにしてますよ隊長!
いつの間にかお互いに敬語が抜けていて、ふざけ合ったりして笑いながら鍾乳洞を無事探検できました。
探検が終わる頃には、夫さんのイメージは『どんな想定外の事が起きても楽しく過ごす、少年のような人』だと私の中で上書きされ、より惹かれました。
私も夫さんも、大雨の中での鍾乳洞デートのおかげで、かなり素を出していたと思います。
その状態で長時間一緒にいたのに、居心地が良くて楽しかったのです。
私はこのデートを終えて、
この人と真剣交際へ進みたい!
と心が決まりました。
しっかりと気持ちが定まったのは、遠出の野外デートをしたおかげです。
このデートで、
「夫さんと長時間一緒にいても居心地が良く、お互いに素を出し合っても楽しかった。」
と分かったのが、大きな決め手になりました。
まとめ
夫婦になれる人達は相性が良いです。
相性が良いというのは〔ありのままの自分をお互いに見せ合っても尚、居心地が良いと感じるから、一緒にずっと生活できる〕事です。
これから真剣交際へ入る人達は、夫婦になる予定の人達なのですから、真剣交際へ入る前の最終確認が必要です。
その確認できる方法が遠出の野外デートです。
野外は室内と比べて、外の天候に左右されたりして想定外の事が起こりやすいです。その状況下ではお互いにありのままの素の表情が出やすくなります。
また、遠出は相手と一緒にいる時間が長くなるので、その時の居心地がどうなのか確認できます。
このデートで相手との相性がよく見えるのです。そのため、真剣交際へ入るか入らないかをしっかり決断をする上での大きな決め手になります。
皆さんが素敵な相手と真剣交際へ進めるように、応援しています。
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